↓何気なく見掛けて、少し驚いた。

↑眼前に「仁王様」こと「金剛力士」が現れた。阿形と吽形とが対になっている。
↓大きなトラックの荷室の後部、扉の辺りに「金剛力士」を丹念に描き込んだということのようだ。他地域から稚内へやって来た車輌と見受けられた。

「金剛力士」に中の積荷と、車輌の安全とを護って頂いているということであろうか。トラックの荷室のパネル等に凝った画を容れるというような例は、時々見掛けるが少し愉しいと思う。今般はぼんやり歩いていて、眼前に「仁王様!?」という調子で不意に現れて少し驚いたのだが。
↓ここへやって来た「金剛力士」のトラックも、やがて何れかの方角の雲が浮かぶ天を見上げながら進んで行くことであろう。生活や経済活動は、こういうような輸送を担う人達の努力に支えられている一面も在る。このトラックの「金剛力士」に、気持ちの中で手を合わせて感謝の意を伝えた。

時に出くわす、こういうような車輌を眺めるのも面白い。
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