↓小樽運河に近い辺りに、酷く目立つ構造物が在る。
↑「出抜小路」と称し、色々な種類の飲食店等が集まっている場所だ。
↓「ジンギスカン」の文字に惹かれた。昼食には好適と見受けられるような時間帯でもあった。
↓暖簾も掲げられ、ランチタイムの営業中だった。
↓カウンターのみで、10人かもう少々多く入れば一杯になるような御店だった。二人連れ、三人連れと他の人達が在って、そこに自身が一人で加わった形だ。
↓とりあえずハイボールを頂きながら、料理の設えが整うのを待つこととした。
↓分厚い鋳鉄と見た。年季が入った古風なジンギスカン鍋が、炭火を熾している七輪に載せられている。
↓御店の方が、古くからのジンギスカンの「作法」で確りと野菜をジンギスカン鍋に載せてくれる。
↓生ラムは、タレで事前に味付けしているのでもない。焼いてからタレを点けるようになっている。
↓こういう具合に分厚い鋳鉄と見受けられる鍋に肉を載せて焼く。
↓肉が焼き上がる。炭火の火力の故か、直ぐに焼ける…
「実に素晴らしいではないか!このジンギスカンは!」と嬉しくなり、夢中で肉を焼いて、適宜野菜と合わせてタレに付けてドンドン頂き、平らげて大満足だった。「佳かった!」と悦に入りながら、「妙な事態…」に気付く羽目に陥った。ハイボールが殆ど全部残っている。ラム肉と野菜とを分厚い鋳鉄の鍋に炭火で焼き、ガツガツと頂いている間に飲物は如何でも構わなくなっていたのだった…
↓キムチを御願いして、それを摘まみながら残ったハイボールをゆったりと頂き、ジンギスカンの余韻に浸った。
こういうような「一寸した肉の料理」というモノが、北海道内では意外に好いのかもしれない。そんなことを想っていた。小樽に限らず、北海道の方々で巧いジンギスカンのようなモノは頂ける。が、この小樽の御店の「分厚い鋳鉄の鍋と炭火」というのは素敵だ!
ジンギスカンで栄養を着けて、南小樽駅に近い住吉神社迄、ゆっくりと歩いた訳だ…
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