札幌駅から旭川駅を経て稚内駅を目指す特急列車<宗谷>に旭川駅から乗車して稚内駅へ引揚げるというのが、自身の中では定番化している。旭川駅を朝に出る特急列車は<宗谷>が愛称で、残る昼と夕方の特急列車は<サロベツ>という愛称だ。
その<宗谷>は定刻に旭川駅に現れて出発していた。途中で居眠りも交えて席で過ごしていた間に、幌延駅を過ぎ、豊富駅を過ぎると「稚内が近い…」という感じになる。そして抜海駅を過ぎる。何時の間にか「録音の御案内」が登場したようだが、日本語、英語、中国語で「車窓から利尻富士が見える」という旨が車内に伝えられる。
↓雲がやや多目な天ながら、海上の利尻富士は比較的よく見えた。
↓もっと雲が少なく感じられる場合でも見え悪いことも在るのだが、こんなに雲が多目でも利尻富士が見えているのは運が好い。
↓列車は少しだけ減速していたかもしれないが、利尻富士の様子を見入ってしまっていた。
↓こういう素晴らしい車窓は、本当に「歓迎されている」という気分になる。
今般は往路の列車の車窓でも利尻富士が見えた。往復共に見て、各々写真を撮ったという事例は意外に多くはないと思う。何か非常に好かった。
この記事へのコメント