
看板の「北陸銀行」はえの右側に進むと「小樽支店」に到るようだ。その支店に寄った記憶はないのだが。
「北陸銀行」とは、富山県に本店を構える銀行である。前身となる幾つもの銀行が順次合併して行き、1943(昭和18)年に「北陸銀行」が設立され、現在にまで受け継がれている。富山県と北海道との繋がりは深く、富山県出身者とその後裔が北海道内には多く在る。銀行業でも、1899(明治32)年には前身の一つである十二銀行が早くも小樽支店を開いている。2004年には「北海道銀行」との経営統合で「ほくほくファイナンシャルグループ」を形成して現在に至っている。
北海道の歴史に深い縁が在る他県に本社を構える会社の看板が、目立つ場所、判り易い場所に在るのも一寸面白い。そういうことが面白いと思うのだが、同時に「あの看板が在る辺りは…」と頭の中で、「歩き廻る際の目印の一つ」というように認識もしてしまっている。多少、苦笑いが漏れる。
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