美瑛へ…=運行日誌(2023.11.04)

勝手な言い草ながら「旭川の別宅」という気分の場所となっている宿の居室で寛いで居る。「夥しい数」ということになってしまうのかもしれない。1日に撮影した(モノクロ)写真を何とか整理していた。「動いた…」という感の日だった。

少し早めに眠気が射し、抗えずに休み、何やら「深夜…」に起き出した。再度眠るということもし悪く、暫く起きていて、やがて再度休むことにした。それでも早目に起き出してしまった。

こういう時は早朝から動くに限る。5時15分かそれ位迄に身支度を整えて出た。

早朝の列車で美瑛に出た。そして路線バスで「青い池」を目指した。そこで愉しんだ後は白金温泉まで歩き、やがてバスで美瑛駅周辺へ引揚げた。

実は「ライトアップ」ということで、「青い池」を夕刻に訪ねるという、観光協会のバスが在って、それに乗車してみようとしていた。その時間まで美瑛町内に在った。

何となく収穫であったのは、郷土資料館の企画展で、美瑛の街並みの変遷に触れる機会が在ったことだ。旧い地図と写真とで見せる展示が凄く面白かった。昭和28年頃、昭和45年頃、昭和60年頃と並べていた。昭和27年に完成したという美瑛駅の建物は、その時代から現在まで変わっていない。壁に「美瑛軟石」という石材を使用している。明治44年頃から昭和40年頃迄、美瑛町内で石材を切り出していたらしい。そういう変わっていない美瑛駅の周りは変わり続けていた。現在では「御伽噺?」という麗しい街並みが整っている辺りになるが、昭和20年代から昭和50年代の様々な建物が在った様子の写真も興味深かった。

結局、「青い池」や「白髭の滝」は朝と夜に観たというような感じで興味深かった。

旭川へは午後7時頃に引揚げ、ふらりと辺りを歩いて「鮭ぶしらーめん」というモノを夕食として頂いた。これが酷く美味かった。北海道の鮭を、(鰹節の豊かなノウハウを有する)鹿児島県枕崎市の業者に依頼して「鮭節」に加工し、それを利用した出汁を使った塩ラーメンだ。一寸好いモノを知った。

美瑛の見聞は追って纏めることとしたい。「青い池」と「白髭の滝」との間の3km余りを始め、相当に歩いた。明朝はゆっくり過ごして差支えないのだ。今夜は、眠気に抗い悪くなった時点で眠るというだけのことだ。

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