エゾリス…:<外国樹種見本林>:神楽:旭川(2023.11.05)

<外国樹種見本林>を訪ねる」というようにも「<三浦綾子記念文学館>を訪ねる」というようにも言い得る状況だと思う。

三浦綾子の作家デビュー作品で、大好評を博して現在も読み継がれている(因みに自身も最近読了した…)小説『氷点』の物語の舞台のモデルに
なっているのが<外国樹種見本林>である。その「所縁の場所」の際たるものである場所に<三浦綾子記念文学館>は在る訳だ。

自身はとりあえず、<外国樹種見本林>を旭川駅東口の宿から歩いて訪ね、<三浦綾子記念文学館>を興味深く見学する時間を挟んで林を散策した。好天に恵まれて快適であった。そういう中である…

↓静かな林で「何か動いた!」と些か驚いた。
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↓「速い!」と注目した。
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↓木の根元や木々の間の落葉の地面を駆けるばかりではなく、素早く木にも上り、そして撥ねる。
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↓何やらなかなかの運動量に驚く。林の住民たるエゾリスである。
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↓複数の個体が各々に動き回っている。何か「木々の間で蠢く忍者」を連想した。木の間隔が然程広くない箇所では、木から木へ飛び移るような動きまで披露していた。
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↓忙しなく動き回るエゾリスだが、時には短い時間ながら立ち止まる。
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↓晩秋の陽射しが眩しい箇所でも撥ねるように駆け回っていた。
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↓「エゾリスも生息する<外国樹種見本林>」と聞いていなかったのではないが、こんなにアッサリと出くわすとは予期していなかった。
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同じ種類、または亜種ということになるのだと思うが、サハリンのユジノサハリンスクでリスを見掛けた記憶は在る。と言って、北海道内で見た記憶は殆ど無い。こんなにアッサリと出くわしたのは驚きであるが、或いは冬季を前に積極的に活動する時季であったのかも知れない。またこの「林の忍者」のようなエゾリスにも御目に掛ってみたい。或いは「神楽地区のマスコット」というような存在感も放っているのかもしれない…

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