美瑛の<青い池>と<白髭の滝>との間を、何度もバスで移動している。両者の間は概ね5分程度だ。バスが平均して時速45㎞程度で走るとすれば、1分間で0.75km程度動く訳で、そうすれば両者の間の距離は3.75km程ということになる。
そんなことを思いながら、ネット上の地図のようなモノで両者の道筋や距離を調べてみたが、概ね3㎞台であって、4㎞には届いていないようだ。経路と言っても、あの辺りは「道なりに進んでください」という以上でも以下でもないような雰囲気が色濃い。迷子にはなり悪いと思う。そして4㎞に届かない距離なら、歩いて移動可能な範囲だと思った。
↓そういうことで歩いてしまった。<白髭の滝>が見える辺りに辿り着いたのだ。
美瑛駅前停留所から路線バスに乗って<青い池>に至った。以降、<白髭の滝>迄歩くことを基礎に、辺りで時間を過ごし、暫し待てば美瑛駅前側へ向かうバスも現れるというものだ。<青い池>の辺りには7時15分頃に着く。<白髭の滝>に近い白金温泉の停留所から美瑛駅方向へ向かうバスは10時20分頃で、概ね3時間で動くということになる。
↓約30mの高さが在り、約40mの幅の滝となっている。
↑地下を流れている伏流水が、岩盤の間から噴き出し、高い箇所から低い箇所を落下している滝だ。こういう様子を「潜流瀑」(せんりゅうばく)と言うそうだ。「伏流水が岩壁の割れ目などから出て流れ落ちる」という情況で、余り例が多くないようだ。
この滝は橋から見下ろす様になっているのだが、橋そのものは、十勝岳の噴火に備えた防災施設整備の一環で登場した場所だ。近隣に居合わせた人達が、噴火災害で警戒が必要な場合、ヘリコプター等による支援も受け易い高台へ逃れる経路として整備されたそうだ。
↓<青い池>はこの<白髭の滝>の3㎞余り下流ということになり、滝の水が川に流れて池へ入り込んでいるということになる。
↓岩盤に水が滲み出て落下という様子は少し面白い。
この<白髭の滝>も何度も観ているが、何度観ても見応えは在る。
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