<白金不動の滝>を眺めて「道道966号 十勝岳温泉美瑛線」に戻り、白金温泉の方角を目指して更に歩を進めた。
↓「何だ?これは?」という路肩の看板に出くわした。
↑「修行大師」と言えば、弘法大師が各地を歩く修行の旅の途上というイメージの画や像だと思った。各地を巡って色々な事をしたという伝説が在る弘法大師ではあるが、流石にこの白金温泉の辺りには足跡は無いと思う。それでも、ここで弘法大師に会えるというのも面白い。
↓「敢えて敷き詰めた?」とでも思う程、溢れる程の落葉が通路に落ちていた。
↓「これか?<修行大師像 美瑛水子地蔵尊>なるモノは??」と立ち尽くした。
↓「修行大師」である。間違い無いのだが、シートにグルグル巻きにされてしまっている。
四国の88寺に見立てた仏像が据えられて、そこを巡るという「新四国八十八ヶ所」が辺りに設定されている。が、10月後半に少しだけ雪が降り、更にこれからは厳しい積雪期が始まる。「修行大師」のようなやや大き目な像が雪で傷んでしまわないように保護すべくシートを巻いたのであろう。
北海道では屋外に置かれているモノ等に関して、冬季には雪から守るために色々なことをする。この「修行大師」もそういうことである。
↓歩いた箇所を振り返った。
「修行大師」には、視易い状態になっている時季に再訪して対面したいというようなことも思ったのだった。
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