↓休業日となっている月曜日の朝、駅ビル1階の掲示で、2階の映画館の上映状況を知る。
↓こんな作品が少し気になった。
↓こういうような予告篇だ。
色々な観方が在る映画のように思うのだが、要は色々なモノをデフォルメしたファンタジーだと思う。訳も解らずに差別を受けて虐げられている地域と住民が在って、差別をしている側も在る。そこに差別を跳ね除けようとする者が現れ、その差別を何とかするという前作を踏まえた続篇だ。主人公達が、差別を跳ね除けうことをして暫く経った頃、別な地方での似たような状況に出くわして奮戦するというのが本作だ。前作では「埼玉県」と首都圏、関東地方のネタを使ったことから、西日本で然程盛り上がらなかったと、本作は関西のネタを多用する内容としたそうだ。
飽く迄も「ファンタジーの作中設定」だが、悪し様に言われているという“滋賀県”というのが出て来るが、実際の滋賀県に関して自身は悪い印象は持っていない。滋賀県というのは、少し動けば次々と面白いモノが現れるような、訪ねて愉しい地域だというように思う。
都道府県別の重要文化財の保有数を見ると、東京都(美術工芸品2721件+建造物83件)、京都府(美術工芸品1888件+建造物299件)、奈良県(美術工芸品1063件+264件)、滋賀県(美術工芸品637件+建造物186件)、大阪府(美術工芸品577件+建造物100件)、兵庫県(美術工芸品359件+建造物109件)というような「多い順番」というのが在る。滋賀県の重要文化財は大阪府の重要文化財よりも数が多い。兵庫県よりも多い。これが存外に知られていない。こういう側面で考える―考えてみようとする人も少数派なのかもしれないが…―と、滋賀県は悪し様に言われるような存在でもない筈だ。
↓そういう余計なことも思わないでもないが、時に立寄る映画館というのも悪くない。
↓誘惑に屈してポップコーンを求めてしまった。
↓入場案内が在って“スクリーン”に足を踏み入れた。
↓朝の上映で凄く空いていた中で、寛ぎながらこの愉しいファンタジーを観たのだった。
「ファンタジーの作中設定」に関しては「それはそれ…」ということで、何となく関西方面や、個人的にやや縁が薄い感も否めない埼玉県等、少し出掛けてみたい気分にもなった。
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