↓石川啄木の像が在り、短歌が刻まれている。
↑1907(明治40)年に札幌に在った石川啄木が詠んだと伝えられる「しんとして幅廣き街の秋の夜の玉蜀黍の焼くるにほひよ」が刻まれている。
玉蜀黍(とうもろこし)だが、北海道内では寧ろ「とうきび」と呼んでいるような気がする。明治時代の初めに北海道に入り、何時の頃からか街で焼いたモノが売られるようになったようで、札幌にやって来た石川啄木も注目したのであろう。
現在でも「とうきび」が売られている大通で、こういう像と歌碑というのも、少し粋かもしれない。そんなことも想いながら眺めた。
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