品川駅で、ホームに出た時に現れた列車に直ぐに乗車し、列車を大宮駅で下りた。
↓こういう行先表示が出ていた。
「東北新幹線の建設に伴い分断された上野駅・東京駅間の東北本線列車線を再度敷設し、上野駅を起点とする東北本線系統の列車(宇都宮線・高崎線・常磐線)を東京駅へ乗り入れさせ、さらに東海道線の品川駅・横浜駅方面へ直通運転させる路線」というのに「上野東京ライン」という愛称が付いたそうだ。2015(平成27)年から、この「上野東京ライン」の列車が運行されている。
↓現れた列車に黙って直ぐに乗ったので余り観ていなかったが、2階建てグリーン車も連結した15輛編成の長大な列車だ。
↓長大な列車を何となく見送ってしまった。
↓大宮より先、宇都宮まで行く列車だ。車内はなかなかに賑わっていた。
一度だけ「湘南新宿ライン」というの―2001年に運行が始まったそうだ…―で浦和から新宿を経て横浜に至るという列車に乗車した記憶が在る。埼玉県側から、より直線的な経路で横浜辺りへ出るのがこの「上野東京ライン」なのだと聞いた。首都圏では、様々な改良が施され、新しい系統の列車運行が順次行われている訳だ。
徒歩での旅行が当然だった江戸時代には、江戸の中心から「1日で動ける最も遠めな辺り」ということで、大宮の辺りは宿場町として栄えた経過があるという。その江戸の中心から離れた「品川宿」の更に南西辺りの羽田空港駅から大宮駅へ、1時間10分程度で到着してしまった。大宮駅・品川駅間は38km弱であるようだ。
↓そんなことも想いながら、何となく駅名の看板を眺めてしまった。
大きな駅であるが、個人的にはなじみが薄い駅にやって来た訳だ。
この記事へのコメント