富山の路面電車は6つの運行系統が在るそうだ。それらの多くが、富山駅の高架下に集まる。電鉄富山駅/エスタ前から富山駅へ、逆に富山駅から電鉄富山駅/エスタ前へ動く場合、車輛が概ね90度のカーブ道路に敷設された軌道を走行する。
その様子が少し面白いのだが、電鉄富山駅/エスタ前の方角には、遠くに立山連峰が見える。「山々に抱かれた土地が海に向き合う」というような辺りに街が拓けて長い経過を歩んだ「富山」を強く意識させる光景だと思う。
↓<0603>が電鉄富山駅/エスタ前側から富山駅側へ進んでいる。
↓連接の美しい車体が、立山連峰を背後にカーブ区間を走行する様は美しい。
↓複線区間で、様々な年代の車輛が擦違う様子が面白いと思う。
↓富山駅の北側、富山港線を路面電車化した際に登場した新造車輛が<0600形電車>である。富山駅の高架化により、路面電車の各路線が結び付いた。結果、それまでこの富山駅の南側には現れなかった<0600形電車>が現れるようになった訳である。
↓画の左側が富山駅だ。
「立山連峰を背景に路面電車が行き交う様子」に興味が在ったが、現場で様子を観られる時間が限られていた中、意外に好い場所を発見し、そこで少しゆっくり写真を撮っていた。こういう過ごし方も好い感じだ。
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