↓富山の街にはこういうモノが在る。
↑「市電」と呼び習わされている「市内電車」と一部のバスに、「利用日」の一日を通じて何度でも随意に乗降可能な、所謂「一日乗車券」だ。
↓JR富山駅に隣接の、富山地方鉄道の駅に在る窓口で求めることが出来る。
↑所謂「地方の私鉄電車」という感じの、専用軌道を車輛が行き交う路線の他、「市電」と呼び習わされている「市内電車」、加えて市内や近郊の路線バス、更に都市間バスも手掛けている富山地方鉄道で、ここの窓口を訪ねると各乗車券等を求めることは叶うようになっているようだ。気付いたのは「富山・名古屋」の都市間バスはポピュラーなようで、朝から夕方迄に「毎時1本」というような程度で運行されているようであった。
↓都市間バスに関しては、こういう具合に路面電車に大きな広告も掲出していた。
↑広告を掲げている<7000形電車>は1957(昭和32)年から1965(昭和40)年に22輛製造されたそうだ。最近は順次新しい車輛に入れ替えられているようだが、「もう直ぐ還暦」または「既に還暦」という車輛だ。
↓話しを戻すが、「一日乗車券」はこういうように日付を“スクラッチ”で利用する。
↑今般、窓口で「今日、これから直ぐ使う」と申し出ると、係の方が“スクラッチ”してくれたので、そのまま使用した。各地でこの種の券は出ている。“スクラッチ”で有効日が確定し、それを「市内電車」の乗務員に見せて利用する訳だ。
「街の中を自在に動き回る」という公共交通機関の「一日乗車券」は非常に好い。価格に関してガタガタ言いたいとも思わないが、1回の乗車で210円の「市内電車」に650円で何度でも乗降可能なのは有難い。が、それ以上に「細かいことをきにせずに、公共交通機関を利用、加えて徒歩で広く動き回ることが可能な場所での“行動の自由”が得られる」というのが非常に好い。
電車の乗務員(運転士)に、下車する際に「有難うございます」とこの券を提示して、富山の街を動き回ったのだった。
この記事へのコメント