越中→加賀→越前…または富山県→石川県→福井県…=運行日誌(2023.12.27)

「バタン!」と直ぐに休んでしまえそうな気はしたが、そういうことにもならず、敦賀の宿の居室で寛いで居る。半分を移動、半分を歩き廻るという感じで費やした1日だった。

前夜は「早目に休んで差支えない態勢」としていたが、本当に早く休んだ。深く眠っていて、眼が開くと日付が既に改まって、少し経ったという辺りであった。こういう様子になると、少し頭が冴え、直ぐにはサイド寝入ることは叶い悪い。そういう場合、結局は少し起きていて、そのうちに再度休むという以外に、何かを如何出来るのでもない。

そうしている間に早朝の時間帯に入った。富山の宿で支度をして出発した。

富山駅で列車に乗り込んだ。金沢駅へ向かう列車だ。新幹線が開業して、所謂「並行在来線」と呼ばれるようになった区間だ。富山県側、石川県側で各々の会社が携わるということになっている。金沢駅へ向かって行く中、車窓に「高速道路?」というような高架の構造物が見えた。列車が走る軌道と交差するように設えられた施設だ。何やら動いていた。新幹線の列車だった。新幹線に対して「並行在来線」と言っている軌道を行く列車に乗っていたが、新幹線の列車は「立体交差」していた。何やら苦笑が漏れた。「“並行”ではなく“立体交差”じゃないか!?」というのも言掛りじみた話しになるであろうが、在来線と新幹線とは役割が異なる異質なモノだと思う。

そういうようなことを考えていたが、何となく金沢駅に着いた。実は金沢で少し過ごすことを思わないでもなかったが、直ぐに金沢駅を発った。福井駅へ出て乗換え、敦賀駅に到ったのだ。敦賀に泊まることとして、非常に静かな街を散策した。各種資料館は今日が休館で、明日は開くらしい。明朝に寄ってみたい。

今般は「(“実質的”という例も含めて)初めて」というような場所を巡ることが続いている。稚内から「札幌へ夜行バスで出て、着いてから直ちに移動」で旭川に向かい、東京へ飛んだ。以降は大宮に滞在して川越を訪ね、大宮から富山に入った。富山から、金沢、福井で列車を乗換えて敦賀に至っている訳である。

この間の見聞は、既に一部に着手はしているが、順次綴ってみたいと思う。実は昼食が大ボリュームになっていたので、夕食は摂らないようにしてしまおうとしている。早目に「何時でも御休み頂いて構いません」という態勢にして、宿の居室で寛いで居る。明日?少々、敦賀を歩く。以降は、また移動する。

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