521系電車:敦賀駅(2023.12.27)

4輛編成の電車を乗り継ぐ形で富山・金沢・福井と移動し、福井で列車が4輛編成が入って来るのか、待機しているのかと思っていれば2輛編成の電車が待機していた。思い込んでいたので、背中側に停車待機中だった列車に少し気付かなかったという妙な様子になっていた。

2輛編成の列車は所謂“ワンマン運行”で運転士が1人で乗務している。それでも沿線ではICカード乗車券が利用可能なので、運転士脇の扉だけを開閉するような方式とは違う。乗客の多くはICカード乗車券を利用していた。車中は座席が殆ど埋まって、立っている人達も存外に見受けられ、途中区間でドンドン入替る感じだった。

福井の南西側へ進む形で軌道が敷設されているのだと思う。鯖江、武生という辺りで乗降がやや多かったかもしれない。そして南今庄という駅で「つるが→」を駅名の看板に視たが、何やらトンネルに入り、列車は敦賀になかなか着かない。日中なので、トンネル区間の「暗さ」が際立つ。

南今庄・敦賀間には<北陸トンネル>が在るそうだ。13.8kmの総延長という、在来性区間では日本国内最長のトンネルなのだという。例えば、列車が「時速100kmで走行」とすれば「10km進むのに6分間を要する」という計算だ。何か10分間近くもトンネルだった気がしていたが、<北陸トンネル>の総延長をすれば得心である。

↓長い<北陸トンネル>を抜け、程無く敦賀駅に列車は到着した。
27-12-2023 X100F (45)
↑光の感じで美しく見えた521系電車である。

今般、金沢・福井・敦賀の区間で<青春18きっぷ>を使って列車に乗って移動した。こういうのは、自身にとって「最初で最後」という機会になったと思う。記憶に留めたい。

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