祇園 <Music Bar CABARET>…(2023.12.28)

漠然と「あの街に泊まる機会も設けて、少し時間を過ごしたい」と敦賀の宿を出て散策をした後、部屋を押さえることが叶った京都へ移動した。四条烏丸の少し馴染んだ宿に入った後、「想い出の御店」を思い出した。御店では、その名も<京都ウイスキー>を頂いて寛いだのだった。

一人旅の途次に在る自身のような者も含めて「何方でも気軽に立寄って御愉しみを…」という御店、しかも取り立てて高価でもない「普通」な範囲の料金で愉しむことが叶う御店という場所が愛おしく思い、「想い出の御店」として記憶に残っているままに、夜の四条通に踏み出し、烏丸駅・京都河原町駅間を阪急電車で移動し、四条大橋を渡って祇園白川を抜けて足を運んでみたのだ。

↓記憶のままに、御店は在った。約1年振りだったが、場所は憶えていた。
28-12-2023 X100F (34)
↑「一見の旅人」の分際で不遜ながら、「憶えている場所」が在る地区を再訪している形ではあるので、「自身もこの街のファン」というように気持ちが昂る。

↓御店の人達と再会を祝し、<京都ウイスキー>を頂いた。
28-12-2023 X100F (36)

静かにウイスキーを啜りながら、御店の方達と、居合わせた方も交えて様々なことを語らう「夕べの酒場」らしい一時を過ごすことが叶うというのは愉しい。自身にとって“旅先”という以上でも以下でもない京都なのだが、こういう場所が在ると、最早「馴染んだ街」という気分だ。御店では国内外の来訪者を積極的に迎えているのだが、そういう人達も自身のように、最早「馴染んだ街」という気分で夕べの一時を過ごしているのだと思う。

↓バーボンの<フォアローゼス>も頂いた。
28-12-2023 X100F (41)

最近の話題として、何やら国産の人気ウイスキーが来年から大幅に値上げということが在る。そんなことで、御店の方達や居合わせた方と“酒談義”に興じた。国外の方に少し好評な日本酒を巡る話題から、日本酒の会社の一部で手掛けている“酒粕焼酎”が意外に美味しいモノで、他所ではかの<獺祭>の焼酎をソーダで割る「獺祭ハイボール」なるモノを供して好評だというような話題を提供させて頂いた。

こういう“酒談義”は「好物」で、「国産ウイスキーが高い?バーボンにしたら好い!」と、<フォアローゼス>も頂いた。が、内緒話をすれば、不意に既に地元から転出して久しく、音沙汰が在るでもない或る方が<フォアローゼス>を好んで呑んでいたというようなことを唐突に思い出していたのだった。

年末なので、大きな声で歌うのも好かろうと、年来の御気に入りである『悲しい色やね』を、ドラムス生演奏が入る「他所では考え難い」というカラオケで歌った。何やら、バックバンドを従えて絶唱するシンガーにでもなったような気分だった。時には好い。そして凄く愉しい。

↓特段に計画という程の何かが在るのでもなく、何となくやって来た京都である。そんな京都で、気軽に立寄れる場所が在るのは嬉しい。
28-12-2023 X100F (35)
↑年末の、「営業収め」の少し前に立寄ることが叶って善かった。

愉しい一時を過ごし、「後は宿でバタンと休めば好い」という様子になった。細かいことは考えずに京都へ足を踏み入れて滞在し、「明日?明日の朝に何となく考えたら好い…」という流儀で過ごすのは、凄く贅沢だと思う。

この記事へのコメント