日中に随分と動き回り、宿の居室で寛いでいた中、夕食を摂ろうと思い立った。
滞在している宿の近辺は食事を摂る御店には事欠かないが、気になっていたのは昨年12月に立寄っていた御店だ。正しいボロネーゼ」というようなモノを提供するとしている御店なのだが、時々思い出していた。確か、今年4月に京都に入った時には立寄る機会を設け損なったのだった。
↓そういうようなことを思い出し、少し足を運んでみた。佇まいは昨年12月に立寄った時と然程変わっているのでもない。
↓年末のなかなかの賑わいの中、カウンターに席を用意して頂いた。有難い!そして食膳に赤ワインを…
↓昨年12月に立寄った時よりもメニューが増えているような気がした。基本的には独自のボローニャ風の「太麺」なパスタに肉と様々なモノを合わせたソースを絡め、チーズを振るのだが、色々と工夫されたモノが在る。
↓「御薦め」、「スタッフの間で人気」と色々と在ったが、御願いしたのは「京都産 山椒」というモノだ。とりあえず自身は“来訪者”であり、「京都産」には酷く惹かれてしまう。
↑山椒を使ったソースで、少し太い独自なパスタを和えている。肉もタップリだ。
このパスタは熱い状態で供されたら、熱い間に元気よく頂くべきモノだと思う。山椒は肉やパスタに、なかなかに合う。仄かに辛いという感じでもあるが、単純に辛さの刺激が在るだけでもない味わいだ。そういうのが非常に好いのだ。
今般は「2回目…間隔は1年…」という感じで立寄った。また機会は設けたい。可能であれば「間隔1年」といわずにである。なかなかに好い感じの料理だと思う。
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