↓古い煉瓦造の倉庫の建物である。壁の上側に、文字が書き込まれていた痕跡が見受けられる。
↑何やら読み悪いのだが「社會油石ドーダンタス育紐」と在る。往年の「右から左へ横書き」という方式だ。「紐育(ニューヨーク)スタンダード石油會社」ということである。
倉庫の建物は1905(明治38)年に「ニューヨーク・スタンダード石油」が石油の倉庫として建てたのだという。現在は<エクソン・モービル>がこの「ニューヨーク・スタンダード石油」の流れを汲んでいるそうだ。この会社は1940(昭和40)年頃に撤退したという。その後は軍の被服倉庫として使用され、戦後には昆布の貯蔵倉庫として使われていた経過も在る場所であるという。
↓建物はこういうような感じだ。
↑現在は<敦賀赤レンガ>として利用されている。展示が在って、レストランも在るという。
少し時間が少ないと見て、中は見学しなかった。
↓明治時代後期に積まれた煉瓦である。貴重なモノだと思う。
↓脇の歩道に少し面白いオブジェが在った。
港の歴史を思わせる建物だと思う。こういうモノを眺めながら歩き廻るのは好い。
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