川越を訪ねてみた日は荒天に恵まれた。冬の蒼天の下、心地好く歩き廻っていた。
↓古い建物が並ぶ辺りに差し掛かった。
↓半ば「時が停まった」かのような、少し不思議な気分になった。
↓古い外観を活かして利用するという方式で、色々な事業が展開していると見受けられた。
↓焼き芋か何かを売っているような様子だった。
この辺りは<大正浪漫夢通り>と名付けられている。明治時代後期や大正時代、または昭和初期という建物が残っている訳だが、昭和期にはアーケードが架けられた商店街だったそうだ。1995(平成7)年にアーケードを撤去し、古い建物を活かした「大正浪漫」をテーマにした街を目指し始めている。現在もそうした取り組みは続き、電線を地中化し、道路を石畳にするというようなことをしている。
↓こういう感じは、なるほど「大正時代」を想起させる。明治時代の終わりに近い辺りからコンクリートが各種の建築に多用されるようになっていて、画のような感じの建物も増えて行ったようである。
↓他方で、こういう感じの建築も以前から受継がれて、明治時代の終わりに近い辺り以降も新築されていたようだ。
「街並みそのもの」が「何かの展示」というような様子である。街には、国内外の旅行者が多く見受けられた。少し立寄って歩き廻るには好適な街であるとも思う。
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