冬の好天に誘われ、朝から随分と歩いた。思い付いて訪ねてみた川越は、古い建物等が多く残る興味深い街並みが在り、社寺も色々と在り、この日は休みという場所も多かったが興味深い展示施設mの色々と在る。「随分と歩いた」としたが、「歩かざるを得なくなる」という感で、歩くことが愉しい場所だ。長くこの川越とは縁薄く、初めて訪ねたのだったが、出逢えて善かった。
そういうように気を好くして歩き廻ったが、多少の空腹を禁じ得ない、ほんの少し遅めな昼食時間帯ということになった。街の中から観てやや端側のJR川越駅への道すがら、何かを頂こうと辺りをキョロキョロと観ていた。
↓こういう場所に出くわした。
↑食事を摂ることが叶い、酒類も供しているようだった。
↓少し御得なランチというのもやっているようだ。御邪魔した。
↓こういうメニュー表が在った。これは焼餃子のランチで、焼餃子の追加を御願いし、米飯はやや少な目にして頂こう等と思った。
↓そしてこれに大注目してしまった。酒粕を蒸留して造る酒粕焼酎を供している。それもかの<獺祭>のモノだ。
女性の店員さんに料理や飲物を御願いした。「焼餃子のランチで、焼餃子の追加…」、「はい。畏まりました」である。続けて「そして是非飲ませて下さい。<獺祭ハイボール>を…」という言い出せば、店員さんは微笑んで大きく頷いた。
↓錫のタンブラーが使われていた。強めな炭酸に、吟醸香が少し感じられる酒粕焼酎で、凄く美味い。
↓卓上のおしぼりに面白いフレーズが在った。好みの酒と併せて好みの料理を摘まむというのは、正しく「文化」だ。
↓「肉汁餃子」は「そのままお試し頂けるモノ」ということだった。
↓調味料は用意されているが、とりあえずこれらを使わずに「肉汁餃子」を試すことにした。
↓こんな具合に供されたのだが、とりあえず調味料を使わずに「肉汁餃子」を試して好かった。肉汁とやや厚い皮が絡み合って凄く美味い。
↑辛いモノが一寸好きなので、少し調味料無しで頂いた後に辣油は点けた。
この御店は「川越が気に入った理由」の1つということにもなったかもしれない。凄く好い想い出となった。
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