街並み…:岩瀬:富山(2023.12.26)

↓「北陸銀行」と看板は上がっているが、何か不思議な感じがする。江戸時代や明治時代の商家のような外観だ。
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↑「北陸銀行」は富山に本店を構える地方銀行である。この建物も、奥を一寸覗けば普通に「銀行の支店」という様子だった。「北陸銀行」の前身の一つに「高岡銀行」が在り、その「高岡銀行」に収斂した幾つかの銀行の1つに「岩瀬銀行」が在る。建物の場所には、嘗てその「岩瀬銀行」が在ったようだ。

↓辺りには古くからの設えの建物が並ぶ。右は年季が入っているが、左は改築または新築の建物について、敢えて古くからの様式で設えた様子だ。
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↓製品を試飲するような機会は設けられなかったが、酒造会社も立地していた。
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↓色々な商品を販売する店舗であったが、何か古風な設えの建物だ。
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↓真前に車輌を停めている人が在って、建物の全景を取り悪かったが、「富山信用金庫」も古風な設えの建物になっていた。
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↑これでも中に入ってみれば、平日の日中は全国の信用金庫のカードで口座の資金を手数料無しで引き出せるという、普通のATMが在った。普通に利用してみた。何か、こういう建物の中でATMを利用すると少し不思議だが、内部は「普通な小規模な信用金庫の支店」という様子だった。

↓これは新聞販売店らしい。多分、普通な現代の建物なのだろうが、通に面した部分を「古い建物のような見掛けを意図して、板を貼って、戸を昔風に設えた」ということなのだと思う。
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幾つかの例を見たが、辺りでは「古くからの街並み」というものを凄く大切にしている様子が伺える。訪ねた先で、こういうような様子に触れるのも少し面白い。

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