湖西線の車窓…(2023.12.28)

敦賀駅で列車に乗って京都駅を目指した。

京都と北陸地方とを鉄路で結ぶ経路としては、琵琶湖の東側を通る経路が賑やかであると思う。滋賀県内の名を聞く機会がより多い街(=駅)が連なっている感だ。列車本数も多い。これに対して琵琶湖の西側は、比叡山の麓に相当するような場所を通るのだが、列車本数がやや少ない感じの湖西線という経路が在る。敦賀・京都間の場合、琵琶湖の東側を通ると120㎞程度だが、湖西線経由は95㎞程度だ。距離が短いので湖西線経由は速い。

そういう理屈も在るのだが、敦賀駅で列車に乗ろうとした際、普通列車は湖西線経由のモノで、東側へ出るなら乗換が必要であった。滋賀県内の道草を想わないでもなかったが、敦賀が面白く、少しゆっくりしていたので、宿を求めた京都に早く動いておこうとしたのだった。

↓ゆったりと、然程混み合うでもない列車内で過ごし、車窓を眺めていた。因みに…こういう画を視易い程度に「真直ぐ」で撮るのは存外に難しいかもしれない…巧く撮れた画が在って、一寸引っ張り出してみた。
28-12-2023 X-Pro2 (139)
↑冬なので何かが植えられている様子でもないが、水田または畑と思われる用地が拡がる場所が続いているという車窓だった。駅の間近には建物が見えるのだが、大型施設や高層建築は近くに見えない感じだった。

実は滋賀県は文化財が多い県だ。湖西線の沿線にも色々な文物が在るのだと思う。何時かゆっくりと訪ねたいと思う。

この記事へのコメント