「たばこ」…:川越(2023.12.25)

川越の街を歩き廻り、何となくコンビニに出くわした。飲物でも求めて、御店の前で一寸飲んで一息入れようとした。序に、何となく煙草を買っておこうと思い付いた。

コンビニで飲物をレジに持って行って、煙草を求めたい旨を申し出ると、棚から店員さんが出してくれるというのが普通なのだが、その煙草が見当たらない。尋ねれば「隣の隣が古くからの煙草屋さんなんです」とのことだった。街のコンビニで煙草の扱いが無い場合に見受けられる例だ…

↓その「隣の隣」である。
25-12-2023 X-Pro2 (108)
↑自販機だけではなく、戸が在って店内で店主氏が煙草を普通に販売していた。

御店に入って、店主氏に申出て煙草を求めた。店主氏は自身が提げていたカメラを眼に留め「佳い写真撮れましたか?」と言い出した。一寸笑ってしまったが、「御天気が好かったし、川越は写真に撮ると面白いモノも色々在ると思います」というように店主氏は言葉を継ぐ。大きく頷いた。

「佳い写真」か否かは判らないが、気に入った画を随分と撮った川越だった。街で煙草も求めたので、煙草税の一部は川越市に収めたことになる。こういうのを「感謝の納税」と嘯くのだが…

こういうさり気無いことも、何か色々と思い出される。愉しい訪問であったことの証左であると感じる。

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