粟田神社…(2023.12.29)

「京の七口」と呼ばれるモノが在る。厳格に定まっているのでもないが、京都と他地域とを結ぶ経路の出入口となっている場所を指し示す。“鞍馬口”、“大原口”、“荒神口”、“粟田口”、“竹田口”、“丹波口”、“長坂口”等がそうした場所として知られている。

“粟田口”は三条通に面していて、近世の東海道や中山道に通じる道筋であったのだが、古くから関も設けられていて「粟田口」という呼び方が在ったという。

↓その“粟田口”に粟田神社は在る。
29-12-2023 X100F (42)

↓青蓮院門跡に近い辺りに鎮座する神社ということにもなる。
29-12-2023 X100F (43)

↓石段と坂道を合わせたような場所を上って参拝する。
29-12-2023 X100F (45)

↓立派な御神馬も在る。
29-12-2023 X100F (46)

↓古くから「旅立ちの神」ともされるのが、この粟田神社であるらしい。
29-12-2023 X100F (49)

↓粟田神社と、辺りで活動した刀鍛冶に関する神社の御朱印を合わせて頂いた。
01-01-2024 X100F (47)

この粟田神社は、青蓮院を訪ねた際に「近くに少し大きな神社…」と気付いて立寄った場所だ。出くわして善かったと思う。社寺が多い地域では、こういう「半ば偶然の出会い」が多いように思うが、そういうのも好いと思う。

この記事へのコメント