↓こういう場所に行き当たる。

↑山の高い辺りが寺になっている。
↓この観音堂が知られる妙見寺である。

妙見寺は8世紀に行基が開いたと伝えられている。それが受継がれて、1440年代頃には宝珠山の山腹に16の坊舎と9つの庵を構えた大寺であったという。が、1485(文明17)年には僧兵一揆が在って、建物の多くが焼失してしまったそうだ。
その後、1659(万時2)年に山頂に近い辺りに奥の院の建物が建ち、1722(享保7)年に建物が移築された。その建物が、現在も伝わる観音堂である。
↓近付いて観音堂で参拝することにした。

妙見寺は、古くは「神仏習合」で大避神社(おおさけじんじゃ)の神宮寺ということであったが、明治初期の神仏分離により現在のような独立した体制になった。
↓この観音堂からの眺望が素晴らしい。坂越浦が一望出来るのだ。

↑こうした美しい光景に出会うことが叶ったことに大感謝である。
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