このブログは方々で撮影したモノクロ写真を展示するというような趣旨で始めた。撮影した場所やモノに関すること、撮影した時の様子や行動等を記事に綴っている。この記事に関しては、概ね「写真の撮影地」という基準で“カテゴリ”に分類するようにしている。
「写真の撮影地」という基準で設けるカテゴリだが、概ね「都道府県別」ということにしている。訪ねたことが在る、言葉を換えるとこのブログに掲載すべき写真を撮った経過が在る場所をカテゴリの呼称として挙げている。訪ねた、通り過ぎた経過が在っても、このブログに掲載すべき写真を撮っていない場所、または「未踏の地」のカテゴリは無い。そうしたカテゴリが無い状態であった箇所に関して、写真を撮る機会が生じて、新規にカテゴリを設けて記事を綴って公開するというのも存外に愉しいものだ。
日本国内を離れて撮った写真を使っている分には「ロシア/サハリン州」、「ロシア/沿海地方」というのも在るが、これは目下のところ少し例外的だ。“例外的”ということでは「北海道」が在る。広大な北海道の中では、北海道内に住んでいても縁が薄い場所は自ずと在る。他方、幾つかの場所には或る程度の頻度で立寄り、好きなことなので写真も撮り、写真点数や記事も増える。そこで「北海道/〇〇」という体裁で、「北海道内の色々な場所」を挙げている。一部に「分類がやや煩わしい…」として「北海道/その他」いうカテゴリを設定し、そこに纏めてしまっている例も在る。
出先で写真を撮ることを愉しみ、それらを展示したい他方、地元でも日頃から写真を撮っている。そうした写真に関しては「北海道/稚内」というカテゴリに纏めている。
「北海道/稚内」というカテゴリには「稚内で撮った写真を使っている」という基準だけで記事を集めている。辺りを散策した際に観た景色、時に景色が佳い場所に出てみた際に観た様子という辺りから、頻繁に見る稚内駅前の温度計、何気なく撮る近所等の景色、昼食や夕食のテーブルでの料理、愛用している品物や衣類、求めて気に入った土産品の類等々、稚内で撮った画は何でも在る。そういうことを重ねていれば、夥しい件数が何時の間にか積み上る。何時の間にかそれは「4000件」となった。現在時点で、このブログの記事全般の概ね4割3分ということになっている。
「4000件」も積み上ると「最初の記事?」という程度のことを思う。
「北海道/稚内」としての最初の記事は2016年4月23日に出していた。
↓2014年10月11日撮影の画を使っていた。
2016年頃、このブログを始めた年という頃の写真を何となく眺めると少し愉しい。
↓2016年7月6日の祭の催事という画である。
↓2017年2月20日撮影の画だが、現在では走っていない、確か外国に輸出したという車輌が稚内駅に現れた様子である。
↑こういうように「或る種の史料」という様相さえ呈する場合も在る訳で、「個人の道楽の写真」というのも一定の価値は在るかもしれない。
このブログを始める何年か前から、P7700というカメラを愛用していた。X100F、X-Pro2を多用する前は専らP7700だった。X100Fを入手した後も暫くはP7700を併用した。P7700を使っていた時期は、カメラに着いているズームレンズの機能を駆使して「望遠側で被写体に寄ってみる」ということも少し頻繁に行っていたかもしれない。
因みにX100Fを入手したのは2017年9月で、X-Pro2を入手したのはその翌年の2018年9月だった。その頃になると、カメラを何となく持って出て、撮る写真をモノクロにする割合が大きくなって行った。そして現在に至っている。
「北海道/稚内」というカテゴリの記事が「4000件」となった。これは「目指していた」ということでもない。「何時の間にか積み上った」ということ以上でも以下でもない。今後も記事はドンドン積上げられるのだと思う。
結局、「何となくカメラを提げて出て、気が向く都度に写真を撮る」という程度のことをするのが愉しいのだ。愉しいから繰り返し、やがて撮った画を展示しようと何事かを綴って記事化する。ただそれだけのことだ。何時迄続くのかは知らないが…
この記事へのコメント