夕食を摂った後、街を少し歩いた。景色を眺めて宿へ引揚げるというようなことを思ってはいた。
↓ここを眼に留めた。佇まいが好い感じだ。
↑札幌都心の西4丁目の南北に延びる道は「駅前通」という通称で知られる。大通公園を越えて南寄りに入り、ススキノ交差点のやや北辺りで、数え切れない程度に通過して眺めている御店ではある。が、入ったことが無かった。
↓こういう感じの場所だ。
↑サントリーの代表的なウイスキーを始め、色々と並んでいる。
↓ウイスキーの樽を意識したオブジェが飾られている。
↓最近はウイスキーの他にジンも押しているということで、<六>をロックで―偶然に駄洒落になってしまった…―頂いた。
↓そして<山崎>だ。
↓<山崎>というのは1923(大正12)年に起こった、日本国内では最古のウイスキーの蒸留所である。ボトルにはその旨のラベルが貼られている。
↑1923(大正12)年ということは100年と少し前だ。この前年、稚内では鉄道が街に延びていて、この年には樺太の大泊港との間を結ぶ「稚泊航路」が運行を始めている。
↓最近は「品薄」が続いているので、随分と久し振りに頂いた。
↓<モスコミュール>を頂いた。カップに入っている故か、何か「珈琲を啜りながら語らう」という雰囲気で、御店の皆さんや居合わせた方と言葉を交わしながら過ごしていた。
↓ウォッカは米国のモノが使われていた。
↓サントリー関連の御店ということなので、敬意を表し、所謂「角ハイ」を愉しんだ。
↓使用する氷にも少し拘りが在るようで、流石に美味いハイボールだった。
「ほんの少し道草」という企図で立寄ったが、「大いに道草」という風情でゆったりと過ごした。好い場所を見付けた感だ。
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