休業日に「夕食が愉しめる御店が営業を始めるような頃」を迎える。そうなると「平日よりも早目な時間帯にゆったりと食事」という程度のことを思う場合も在る。
↓そんな思いで、御近所の御店に未だ明るめな時間帯から足を運んでみた。
↑「営業中」を示すように灯りは点いているが、暗い時間帯程にその灯りが目立つでもない感じだ。
↓扉を開けて御邪魔する。
↓<白霧島>を謳唾棄ながら御通しを摘み、料理の登場を待つ。
↓蛸である。隠し味に柚子が入り、凄く好い感じだった。
↓更にツブも頂いた。
↓待っていた料理は「タコしゃぶ」である。
↑こちらの御店では長く供していなかったということだが、最近また始めて好評であるようだ。
↓こういうモノをゆっくりと頂く。
↓出汁の昆布を加えた湯で、野菜から煮る。
↓野菜が食べ易くなった頃、主役の蛸の出番になる。
↑冷凍しなければカットし悪い程度、湯に入れて直ぐに仄かに温かみが通る程度にするのが「しゃぶしゃぶ」である。
↓特製胡麻タレを点けて蛸を頂く。
宗谷地域の大きなミズダコを「美味しく、手軽に?」ということで登場した「タコしゃぶ」である。恐らく昭和の終わり頃か、平成に元号が切り替わったような頃に登場したと見受けられる。稚内を訪れる皆さんの間で少し人気が高いようだが、地元に住む人は滅多に頂かない。自身もかなり久々に頂いてみた。時には好い。
↓やがてカレイの一種であるナメタの煮魚も頂いた。
↑「美味い煮魚」というのは有難い。今般は何となく茹でた豆腐がおまけに付いていた。
↓或る種のデザートだと思った。「北海道の流儀」の、甘納豆の入った赤飯を一寸摘まんだ。
「タコしゃぶ」というようなモノを頂くと、何やら「特別な食事」を愉しんだような気にもなった。
休業日に早めに食事を摂り、普段の夕食の時間帯頃にはゆったりと拙宅に引揚げていた。時には好い感じだ。
この記事へのコメント