夕べに…(2024.04.08)

休業日に「夕食が愉しめる御店が営業を始めるような頃」を迎える。そうなると「平日よりも早目な時間帯にゆったりと食事」という程度のことを思う場合も在る。

↓そんな思いで、御近所の御店に未だ明るめな時間帯から足を運んでみた。
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↑「営業中」を示すように灯りは点いているが、暗い時間帯程にその灯りが目立つでもない感じだ。

↓扉を開けて御邪魔する。
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↓<白霧島>を謳唾棄ながら御通しを摘み、料理の登場を待つ。
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↓蛸である。隠し味に柚子が入り、凄く好い感じだった。
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↓更にツブも頂いた。
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↓待っていた料理は「タコしゃぶ」である。
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↑こちらの御店では長く供していなかったということだが、最近また始めて好評であるようだ。

↓こういうモノをゆっくりと頂く。
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↓出汁の昆布を加えた湯で、野菜から煮る。
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↓野菜が食べ易くなった頃、主役の蛸の出番になる。
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↑冷凍しなければカットし悪い程度、湯に入れて直ぐに仄かに温かみが通る程度にするのが「しゃぶしゃぶ」である。

↓特製胡麻タレを点けて蛸を頂く。
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宗谷地域の大きなミズダコを「美味しく、手軽に?」ということで登場した「タコしゃぶ」である。恐らく昭和の終わり頃か、平成に元号が切り替わったような頃に登場したと見受けられる。稚内を訪れる皆さんの間で少し人気が高いようだが、地元に住む人は滅多に頂かない。自身もかなり久々に頂いてみた。時には好い。

↓やがてカレイの一種であるナメタの煮魚も頂いた。
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↑「美味い煮魚」というのは有難い。今般は何となく茹でた豆腐がおまけに付いていた。

↓或る種のデザートだと思った。「北海道の流儀」の、甘納豆の入った赤飯を一寸摘まんだ。
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「タコしゃぶ」というようなモノを頂くと、何やら「特別な食事」を愉しんだような気にもなった。

休業日に早めに食事を摂り、普段の夕食の時間帯頃にはゆったりと拙宅に引揚げていた。時には好い感じだ。

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