席に着いて寛いで居れば、永山駅で信号停車が生じ、そこからまた軌道上を列車は進む。何時の間にか列車は塩狩峠に差し掛かった。塩狩駅の辺りに、作家の三浦綾子の記念館が在るという。その外観の一部が見えて興味を覚えるというような感であったのを記憶している。そして「間も無く、和寒…和寒です」と録音による車内の案内放送が流れたことを記憶している。
ここで記憶が途切れる。記憶が再開するのは「間も無く、音威子府…音威子府です」という録音による車内の案内放送が流れた場面である。座席についていて居眠りに陥り、かなり深く寝入ってしまったようだ。行き違いの列車が遅れていて待った関係で、列車は12分遅れての運行となっていたという。その遅れが生じた場面のこと等は「全く知らない…」という様子だった。深く眠っていた。
↓稚内駅で列車を下り、改札口から出た。列車を眺めた。

↑「意外に早かった?」という気もしたが、やや長く深めな眠りに陥っていて、憶えている時間が短めなのでそう錯覚していた。実際には定時運行の時よりも12分長く走った列車だ。
↓何となく空気が霞んでいるような気がしないでもない様子だった。

↓駅前で少し驚いた。

↑稚内で、この駅前の気温が表示される場所で観た限り、「2024年に改まって以降、現在時点で最も高い気温」だと思う。
↓「何時も眼にする様子」が眼前に在るのは好いかもしれない。

「所用で出た」ということではあるが、時間を設けて「気儘に出先で過ごす」という様子でもあった。そういう中から戻ったのである。
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