↓旧い建物に見受けられる「うだつ」というモノが独特だ。画のやや左、屋根の端側に壁状なモノが突き出る。
↓こういうような建物である。
↓少し廻り込んで、やや異なる角度から建物を眺めた。
早朝、堺町通辺りを歩き廻った。小樽で夜を明かした後、この辺りを早朝から散策してみるのは意外に愉しいのだ。
小樽では1904(明治37)年に大きな火災が生じ、街の多くの建物が焼失したというような経過が在る。その時期以降、防火を意図した石材、煉瓦、コンクリートというような材料を外壁に用いる堅牢な建築が増えた。そういうような時代の建物が色々と伝わる小樽である。堺町通にはそういう建物も多く在り、歩き廻るのが愉しいのだ。
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