今般はその列車が、キハ54ディーゼルカーの2輛連結の前後にキハ40ディーゼルカーを加えた4輛編成で運行されると聞いていた。前日に稚内入りしたその編成が旭川に引揚げて来る。駅に眺めに行くことも出来る様子だったので、足を運んで入場券を求めてホームに入り込んでみた。
↓「7番ホームに列車が参ります」ということになり、走行音が聞こえて列車が姿を見せ始めた。

↓次第に減速する。

↓停車した。

7番ホームは、少し後に名寄行の列車が出るので、それを待つ人たちが見受けられたが、自身を含む見物人も少し集まっていたような感じだった。
↓キハ40ディーゼルカーの独特な存在感が好い。最近は数が減っている車輛だ。

↓このキハ40ディーゼルカーは、嘗て宗谷線の急行列車として使用された車輛の外観を再現している。

↑宗谷線ではキハ261系ディーゼルカーによる特急列車が登場する以前、キハ40を改造した「キハ400」というディーゼルカーを用いた急行列車が運行されていた。その「キハ400」の外観をした車輛が先頭になって旭川駅に入って来ると聞き、観たかったのだ。丸いヘッドマークまで掲出され、嘗ての急行列車の雰囲気が強く醸し出されている。酷く懐かしいような気分になる外観だ。
↓大勢の乗客が下車して賑わった。やがて扉が閉まり、旭川駅のやや北側に在る車庫へ引揚げる。

↓ディーゼルカーは発進して速度を上げようとする時等に排気煙を上げる。

↓時にはこういうような様子を眺めるのも愉しいものだ。

<花たび そうや>は、この土日が今季最初の運行であった。何回か運行されるので、稚内で眺める機会も設けられるかもしれない。
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