岩見沢駅で北口への連絡通路に足を踏み込み、歩を進めた。
↓こういう様子が見えた。
↑列車の窓からも見える大きな煉瓦造の建物だ。何本も敷かれた線路が在って、岩見沢駅から直ぐ近くながら近付き方がよく判らなかった。北口への通路を通れば簡単だ。
↓<岩見沢レールセンター>というJR北海道の施設だ。現役の施設で、関係者以外は建物外観を眺めるだけということになる。
↑壁の高い辺りに「☆」のマークが在る。これは「北海道炭礦鉄道」のマークだという。
「北海道炭礦鉄道」は、北海道で最初の鉄道を手掛けた「官営幌内鉄道」から路線の譲渡を受けて各地の鉄道輸送を担い、1892(明治25)年に現在の室蘭線を始めたという会社だ。この建物は1898(明治30)年に着工で1899(明治31)年に竣工したという。「北海道炭礦鉄道岩見沢工場材修場」として登場し、以降は鉄道会社が変わる都度に引き継がれて、現在でもJR北海道で使用している。
↓事務所出入口も見えた建物が、明治時代の建築であるようだ。
↓小雨の中、長く風雪に耐えて現在も現役という煉瓦造の建物の壁は、何とも名状し難い風格を漂わせていた。
↓これは外観を眺めるだけでも興味深い。
↓雨が滴る感じを何となく眺めた。
↓興味深い場所を眺めてみる術をしったことになる。
この<岩見沢レールセンター>は、道内各地のJR路線で使用されるレールの加工を一手に行っているそうだ。
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