栗山駅から歩いた。小雨が交って濡れる中、左折すべき場所を通り越してかなり歩いた。やがて左折すべき正しい場所に引き返し、更に歩を進めた。
↓在った!小林酒造である。
↓煉瓦造の建物が使われている。
↑「北海道のこの地に錦を飾ってやろう」という意気で、酒銘を<北の錦>としたのだという。
↓煉瓦造の他に石像の建物も見受けられた。
冬季に氷点下の低温が続き、木造建築の蔵では発酵が巧く進まない場合も在ったということで、耐寒性の高い煉瓦造の建物にして石炭を利用した暖房を施すようにしたのだという。それがこれらの煉瓦造や石造の建物である。
小林酒造は1878(明治11)年に札幌で起こり、1900(明治33)年に栗山に移って現在に至っている。より広い用地を得て、より多く醸造をしようとした。空知地方各地の炭鉱に人が多く集まり、酒類の需要は高く、それに応えようとした経過である。
↓雨に多少苦戦もしながら、この特徴的な建物の写真を撮っていた。
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