↓早朝の稚内駅は「無人駅」のような要領で利用することになる。
↓改札口を随意に潜ってホームで佇んで居れば、少し向こうの踏切の警報音が鳴り、列車が近付いて来る。
↓普段は車輌がホームに停まる寸前、停まった頃から改札が始まってホームに出る。稚内駅でこうやって車輌が近付く様を眺めるのは、「早朝の普通列車ならでは」という気がしないでもない。
↓眼に馴染んだキハ54ディーゼルカーである。
↓乗務員が準備をして間もなく扉が開く。
↓車輌側面に掲出する「宗谷線」のボードが好い。何種類かの画が在るようだ。これは名寄の「キマロキ」の画を入れている。
↓進行方向に椅子の背が見えている。座席が回転しない、完全に固定の仕様という車輌だ。
↓旧い優等列車用車輌の椅子を据え付けたと聞く。
↑キハ54ディーゼルカーは、各車毎に内装が少し違う。
↓「JNR」(=国鉄)のマークをそのまま残した扇風機が天井に据え付けられている。
↓荷物は一寸棚に上げる。
↓テーブルが備わった感じの席に陣取った。駅の脇の自販機で求めた飲物を出す。何気なくバッグに容れていた本も出しておいた。
↓列車を乗り継いで、旭川へ259㎞の道程を往く。
自身にとっては「始発駅」である稚内駅をこうして出発した訳だ。
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