朝の稚内駅を発つ…(2024.05.11)

↓早朝の稚内駅は「無人駅」のような要領で利用することになる。
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↓改札口を随意に潜ってホームで佇んで居れば、少し向こうの踏切の警報音が鳴り、列車が近付いて来る。
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↓普段は車輌がホームに停まる寸前、停まった頃から改札が始まってホームに出る。稚内駅でこうやって車輌が近付く様を眺めるのは、「早朝の普通列車ならでは」という気がしないでもない。
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↓眼に馴染んだキハ54ディーゼルカーである。
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↓乗務員が準備をして間もなく扉が開く。
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↓車輌側面に掲出する「宗谷線」のボードが好い。何種類かの画が在るようだ。これは名寄の「キマロキ」の画を入れている。
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↓進行方向に椅子の背が見えている。座席が回転しない、完全に固定の仕様という車輌だ。
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↓旧い優等列車用車輌の椅子を据え付けたと聞く。
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↑キハ54ディーゼルカーは、各車毎に内装が少し違う。

↓「JNR」(=国鉄)のマークをそのまま残した扇風機が天井に据え付けられている。
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↓荷物は一寸棚に上げる。
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↓テーブルが備わった感じの席に陣取った。駅の脇の自販機で求めた飲物を出す。何気なくバッグに容れていた本も出しておいた。
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↓列車を乗り継いで、旭川へ259㎞の道程を往く。
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自身にとっては「始発駅」である稚内駅をこうして出発した訳だ。

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