少年期から何処でも1人で歩き廻る、自転車に乗って動き廻るということを随分とやっていたと思う。目に入る様々なモノ、殊に判り易い何かを覚えて「目印」のようにして、それを辿って行動するというような「習性」が何時の間にか心身に沁み込んでいるかもしれない。
現在でも、標識や看板や建物をその「目印」にして、色々な街を歩き廻る感じだ。何時の間にか各コンビニチェーンの看板が、その「目印」になる場合が増えたような気もするが、コンビニの看板以上に目立つのはガソリンスタンドだと思う。歩き廻る分には車輌用の燃料に用事は無いが、車輌が出入し易いような造りの故に「家並が切り取られたようになっている」と見え、同時に車輌に給油をする設備の形状が独特なので目立つのだ。
上富良野の街を歩き、そのガソリンスタンドらしきモノが遠目に見えた。「一寸、覚えておくと好さそうだ」と考えながら近付いた。そして多少驚いた。
↓こういう様子になっていた。草が伸びてしまっている様子、施設が一部傷んだ様子を見ると何年間もこのままだったと見受けられる。
少し先に営業しているガソリンスタンドも在った。そのガソリンスタンドの「移転前」の場所であったのか、廃業してしまった場所なのかは判らない。が、特徴的な施設が放棄されたような様子で、年月を経てしまっている様を何となく観るというのも少し興味深い。
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