「煉瓦造の建物で清酒を醸していた経過で、現在もそういう建物を使い続けている会社」と聞き、強く興味を抱いた。更にその煉瓦造の建物が多々残っているとも聞き、「観に行ってみよう」と思い付いた。
岩見沢・苫小牧間の列車に乗ったことは在った。その際に栗山駅は通り過ぎている。
岩見沢は列車本数も多く立寄り易いが、栗山は列車本数が少なく立寄り悪い。それでも訪ねたかったので、今般は1日の時間を設け、旭川との間を往復してみることとしてみたのだ。
↓煉瓦造の建物が見える辺りに至り、歩を進めると小林酒造関係の看板等が眼に留まり易くなる。
↓公開になっている箇所へ入る辺りだ。
↓建築群は文化的な価値も評価されており、紹介パネルが掲出されていた。
↓酒造会社の伝統を汲んだ「杉玉」や「注連縄」が見受けられる。
↓小林酒造の銘酒を扱った特約店で使った看板が飾られていた。こういう「往年の看板」というようなモノは、今日の目線で観ても美しいと思う場合が多いような気がする。
↓色々な建物が在って、古いモノの展示などが観られる様子だった。
↓煉瓦造の建物の壁に蔦が絡まるというような様子は好い感じだ。
↓昭和期に長く使用された、蒸気を起こすボイラーであるそうだ。こういうモノは造船所―現在でもそうだが、造船所は優れた鉄工のノウハウを有するので、色々なモノを造るのである。―に発注したようで、これは函館で造ったそうだ。
↓「酒造会社の建築群」として、「在りそうで無い」というような、個性的な感じがして興味深い。
↓炭鉱町での旺盛な酒類需要に応えるべく、相当な量の清酒を製造していた経過が在り、多くの建物が続々と登場した経過が在るようだ。
↓雨が交り続けていて、着ていた上着と被っていたキャップが濡れて、何処かで少し休みたくなった。が、それはそれとして、非常に興味深い場所だと思った。
↓違う天候条件の中で再訪したいと、現地に在る間から既に考えていた。
ここを訪ねてみて好かった。
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