
↓夥しい数の布を組合わせている。

明治時代の終わり頃、2代目社長の夫人が傷んだ着物の未だ使える布を切り取り、2枚重ねて繕っていたのだという。そうしたモノが千枚程も次の代以降に受継がれたという。それを組合わせて創ったモノが飾られている。
「使えるモノは最後の最後迄使う」という考え方である。発展し始めた会社で大きな利益も上がり始めていた中、飽く迄も質素に、堅実に暮らそうとしていたという様が伺える。
なかなかに興味深い展示だ。
方々で撮影し、溜まったモノクロ写真をランダムに展示中。カテゴリは、撮影地別。
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