車窓…:抜海駅(2024.05.11)

↓列車が停まって、動き始めた時、車窓に見えていた駅舎にカメラを向けた。
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↑風雪の中で長い年月を過ごした抜海駅の建物である。少し傷んだ屋根の風情が面白いと思った。(これも直した方が建物の保存の上では好いのだと思うが。)

1924(大正13)年に鉄道が延伸された際に登場した抜海駅である。この当時の経路は「天北線」(1989(平成元)年廃止)経由で、現行の「宗谷線」の経路は1926(大正15)年からである。

1987(昭和62)年のJR発足の前の時点で、抜海駅は無人駅になっていた。そこから現在に至っている。嘗ては「昼に抜海駅へ向かい、夕方に抜海駅から稚内駅へ引揚げる」というようなことも出来たが、普通列車も減便されている中、簡単に往復出来ない感じになっている。最近は「廃止」という件が話題になる場合が多い場所だ。

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