「終点」…「起点」…(2024.05.26)

稚内駅前の、駅ビルやバス停が見える辺りに佇む。道が北へ延びる辺りの横断歩道で佇む。

↓こういうような標識が眼に留まる。
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↑国道の「稚内市迄」や「稚内市から」というような基準になっているのが、稚内駅前辺りなのだと、日頃は気に掛けていないことに不意に気付かされる感じだ。

国道40号(旭川市・稚内市間)は「稚内市迄」となっているので「終点」だ。国道232号(稚内市・留萌市間)は「稚内市から」となっているので「起点」だ。と言って、「終点」と「起点」とは同じ場所だ。

「稚内」ということになると、何処かから北上して「終に到り着く」という印象が必要以上に強過ぎ、「終点」や「終着」という“枕詞”が出て来る場合が多いような気がする。だから「ここから出発してみる」という「起点」でもあるという意識をもう少し抱いても好いような気がする。

ここに掲出した写真のように、「終点」と「起点」とは「同じ場所」となり得るのである。

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