「射的山」(しゃてきやま)という小さな丘を囲むように<上野ファーム>は拡がっていて、射的山に上ることも出来る。
辺りは「永山」と呼ばれる地域である。永山もなかなかに広い。明治20年代に屯田兵が入って農地が拓かれた経過が在るのだが、辺りに山は無い。例外が射的山だ。屯田兵が射撃演習をしていたという辺りで、それに因んで「射的」という名が付けられたそうだ。古く、アイヌ語では「キピリ ヌプリ」、「水際からそそり立つ崖」というように呼ばれていたのだという。辺りに川が流れていて、そこに在る小高い場所が目立ったからであろう。高さは171m程度であるという。
↓麓に少し大きな木が在る。
↓枝ぶりが好く、大きな存在感を放つ木だった。この辺りで活動したという屯田兵達も見ていた木だろうかと考えながら歩を進めた。
↓坂道はややキツい。ゆっくり上って頂上部に至った。
↓蒼い天の下に椅子が並ぶ様が、何か凄く好い感じで、暫し見入った。
こういう感じが凄く気に入った。
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