1杯の珈琲…:<駅馬車>:新札幌駅高架下(2024.06.10)

↓何時頃から在るのだろう?少なくとも自身が高校生位の頃には、新札幌駅高架下にこの喫茶店が在ったような気もする。が、定かではない。
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↑新しい建物等が出来ては連結され、種々の建物に入ったテナントもドンドン入替っている。そういう中、「何時頃から?」という歴史が長めな御店等も見受けられる。<駅馬車>もそういう御店の一つだ。

自身、頻繁にここに立寄ったというような経過は無い。何度か立寄ってはいる御店ということにはなる。昼食を摂った後、午後の所用に向けて動く迄に少し間が在って、珈琲でも頂きたくなったので、一寸立寄った。

↓こういう感じで、1杯の珈琲を愉しみながら一息入れる感じだ。
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↑何か「古き善き喫茶店」という雰囲気そのものだと思う。

様子を見ていると、店内の席は7割程度埋まってドンドン入替り、来店客は絶えないような状態だ。来店客は概ね一様に、飲物を飲むか食事を摂り、合間に、または後に煙草を点けている。店内には「そういう場所」として「少し知られている」という雰囲気も漂う。

↓何となく店内の掲示が眼に留まった。
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辺りの交通結節点で、利用客が多い駅の傍の喫茶店だ。目立つ長居や、余り大人数で御店の席を埋めてしまうのも困るという旨が、掲示の後半になっている。そして前半部は、「喫煙可」なので、それが嫌であれば「御遠慮願う」となっている。

喫茶店等で、煙草を点けたい人が「不可」ということなら「そうですか…」で、御店の人に食って掛かるようなことをしているのは、個人的には見たことがない。

「可」となっている場所に入り込んだ、煙草を点けたくない人が御店の人に食って掛かる、辺りに対して攻撃的な振舞いに及ぶというのは存外な頻度で見掛ける。

「可」の場所で「可」とされていることを普通にするだけである。ゴチャゴチャ言われる筋合いでもない筈だ。そういうのが嫌なのであれば、出入りをしなければ済むだけだ。そういうことは出入口に表示をしている場合が殆どでもある。それでも入って攻撃的な振舞いに及ぶのは意味不明だ。

そういうことで、眼に留めた掲示が登場したのだと思った。御店側で、散々「やられた」のであろう。

ぼんやりとそんなことも考え、やがて好い頃合いになったので所用に出た。悪くない場所が手近に在ったということに気付いた形だ。

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