自衛隊前駅…(2024.06.09)

↓地下鉄を利用して自衛隊前駅にやって来た。
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↓真駒内駅へ向けて去って行く車輌を見送った。
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↓車輌が去って行った側が、何か凄く明るい。
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↓駅の外に出ると、不思議な構造物が現れる。「屋根を架けた鉄道高架」という独特なモノである。
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地下鉄南北線の南側、南平岸駅から真駒内駅の約4.5kmの区間は高架線である。南北線利用で南下する場合、車輌が平岸駅を出ると地上へ上って高架線に入る。その高架線に屋根が架かっている。1971(昭和46)年の開業当初からである。

聞けば、地下鉄の一部を高架線にすることになった際、「雪が降り積もる冬季は如何する?」という話しになったという。電熱で雪を解かす、路面電車で使うような専用除雪車を用意するというようなこと等、色々なアイディアが在ったそうだ。が、雪が降り積もることに加えて、融雪水が凍る場合も在って、何れの案も何か巧く行かなかいということになった。それを受けて「屋根でも架ける?」ということになったのだそうだ。

この屋根は「シェルター」というような呼び方をしているが、南平岸駅と真駒内駅との間は遠目に金属の大きな筒のように見える屋根が架かっている。これの御蔭で、地下鉄南北線は冬季の雪の影響を免れているのだ。「シェルター」のメンテナンスにも、なかなかの労力は要するようではある。

↓交通資料館を見学し、真駒内駐屯地での催事を見て、都心部へ引揚げようと自衛隊前駅へ再度やって来た。
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↑「地上の高架の駅」ということで、各地で見掛けるような雰囲気だ。

↓「地下鉄」と聞けば「階段を下りる」という様子を思うが、この駅では「階段を上る」のである。
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↓対向式ホームになっている。都心部へ引揚げる場合は「大通・さっぽろ・麻生方面」だ。
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↓そして移動開始である。扉の上に画面が在って、停車駅の案内が表示される。
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正直、自衛隊前駅というのは個人的には殆ど利用しない。そういうことなので、今般はやや珍しい機会だった。こういう「極々手軽な紀行」というような動きも、時には好い。

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