
↑稚内・旭川間、旭川・札幌間を特急列車の自由席で往復する切符で、稚内・旭川間は指定席を取っている。加えて札幌で使った、休日に安価で地下鉄に随意に乗降可能な<ドニチカ>という1日券も手元に残った。
感染症の問題が生じた頃から、特急列車の指定席では乗務員(=車掌さん)による検札は行わなくなった。様子を見ていると、乗務員(=車掌さん)は手持データを見て、居るべき場所の乗客の有無を確かめるような感じである。居ない筈の場所に乗客が在れば「御客様…」と声を掛けるのであろうが、そういう場面は偶々見たことが無い。
特急列車の自由席では乗務員(=車掌さん)による検札は行われている。文字どおりに「拝見」で、乗客が切符を示して、乗務員(=車掌さん)が目視で確認という様子が続いた。が、何時の間にか「乗客が乗務員(=車掌さん)に切符を手渡して、検めた切符にスタンプを押す」というのが行われるようになっていた。
そんな訳で、今般は自由席で往復した旭川・札幌間の特急列車の切符にはスタンプが押されている。このスタンプが、キハ261系ディーゼルカーや789系電車という感じの特急列車用車輌の先頭車を正面から見たようなイラストのスタンプになっている。意外にこのスタンプが好きだ。
何時の頃からか、こういう具合に切符を敢えて持ち帰るのが個人的な慣例のようになった。持ち帰って「如何する?」とでも問われても、如何するのでもない。が、出掛けた記憶が染み込んでいるような気もする切符は、何となく保管しておきたいのだ。
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