↓天に向って撃ち出すようになっている発射筒が大迫力だ。
↓襲い掛かる弾道ミサイルを目掛けて多数の誘導弾を撃って、それらを撃墜することを目指す「ペイトリオット」である。
↓こういうレーダー装置と発射筒とが連動する仕組みになっている。
↑膨大な情報量を処理して、発射筒から誘導弾を如何に撃つのかをコントロールする訳で、凄い機械である筈だ。
↓発射筒やレーダー装置の脇に、こういう大きなトラックが据えられる。
↑大きな発電機で、ペイトリオットのシステムを構成する機器に電気を供給する専用電源車だ。一般家庭であれば、50戸程度の使用電力を賄える程度の発電能力が在るのだという。
普通に道路を走る車輛として最大級の20トン前後の車輛が車列を組んで必要とされる場所へ移動し、移動した場所で展開して弾道弾等による攻撃のダメージを減少させるという訳である。所謂「防空兵器」だが、何やら凄い。
稚内分屯基地―稚内では航空、陸上、海上と各自衛隊が活動している…―を開放する催事で装備品の展示を行う。その一環としてこの「ペイトリオット」がやって来ると聞き、見学に足を運んだ。「防空」は軍事行動の必然性が生じた場合にはかなり重要な事柄で、この種の装備の役目も重要な筈だ。
以前にも見学機会が在ったかもしれないが、今般、改めてゆっくり見学した。
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