↓美瑛駅で乗込んだ列車が旭川駅に着いた。
↑左側の奥の席に座った。他の乗客が出た後でもなければ出口へ向かい悪い。悠然と座っていて最後に下車ということにして、去り際に振り返って提げていたカメラを使った。以前に凄く車内が混み合って、座れなかったことも在ったと記憶するが、今般は着席出来た。
↓旭川・美瑛・富良野で毎年夏に運行されている列車で、車輛の側面にエンブレムが貼られている。好い感じだと思う。
↓少しホームで歩き、機関車を眺めた。
↑色々な車輛を牽引して活躍する、このDE15形のような機関車も少なくなってしまっている。冬季には装置を連結してラッセル車として動く場面も在る筈だ。が、夏季のこの列車の牽引に向けて「ノロッコ norokko」と確りマークを入れている。
↓何か好い感じの姿をした列車だと思う。
↓「ここまで運んでくれて有難う!」という気分で客車横のボードを眺めてから改札口を目指して歩を進めた。
「ノロッコ」というのは「ノロノロ走るトロッコ」というような意味合いで、ゆったりと走って車窓を愉しもうというような主旨の列車である。が、美瑛・旭川間は途中駅に停まらず―列車の行き違いで、極短い停車は在ったが…―に「普通な感じ」で走行する。故にH100形で運行される平常の列車よりも少し速い感じで旭川駅に到着する。何か気分は「旭川行の急行」という感でもあるが。
「機関車で客車を牽引」という列車そのものが少し珍しいかもしれない中、乗車して愉しく嬉しい列車だと思う。今般は乗車出来て善かった。
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