美瑛の街では、街並みを美しく仕上げようと、幾つかのルールを設けていると聞く。
通に面した側に三角屋根のデザインを採り入れ、商店等の創業年を書き入れるというようなルールと聞く。
↓この場所に関しては「セブンイレブン…」という以上でも以下でもないのだが、何となく「1907」に注目してしまった。
現在の美瑛町の辺りについては、幕末期に現在の北海道で様々な調査をした松浦武四郎が1858(安政5)年に足跡を残しているというが、明治20年代(1890年代)辺りから開拓が少し盛んになっている。1899(明治32)年に旭川・美瑛間の鉄道が開通し、1900(明治33)年に「美瑛村」が登場した。
そうした経過を思い起こすと、「村に人が増え、様々な活動が繰り広げられる中で色々なモノへの需要も高まる」という様子が想像される。そうやって村落に流通業、商業が起こるのであろう。この「セブンイレブン」のオーナーの御先祖はそういう「村が興って行く頃の美瑛で商店を営み始めた」というような経過と推察し得る。
不意にそんなことを思い起こして、何気ない「1907」に注目してしまったのだ。何か凄く興味深い。
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