稚内・旭川を往復する列車の指定席券を求めようとした時、復路の旭川から乗車する列車に関して「(進行方向)左側」を希望した。それが取れたが、稚内から乗車する往路に関しても「(進行方向)右側」が取れた。「D」という席になる。
↓そういう席になると、車窓にこういう様子が見える場合が在る。
↑稚内駅を発って直ぐに南稚内駅だが、抜海駅迄のやや長い駅間を走る際、抜海駅が近付く辺りで海が見える箇所が在るのだ。日本海に浮かぶ利尻富士が見えた。
↓雄大な景色だ。
この場所での景色は素晴らしいのだが、天候の条件、海の状態と色々な要素が絡まり合い、利尻富士に関しては寧ろ「見え悪い」という場合も多い。それが見えたのは運が好い。また、乗車した夕刻の列車だが、空きが深まると早春迄、稚内駅を発つ時点で暗いのでこの場所の利尻富士は見えない。そういう意味でも実に好いタイミングで列車に乗る機会が設けられた。
新しいレンズを装着したX-Pro2を提げて列車内の「D」の席に陣取っていた。そして窓から外を観ていて「見えた!」と夢中で写真を撮ったのだった。こういう写真を撮るのは少し難しい。「とりあえず試す…シャッターは多く押す…」という具合になる。
この景色が眺められたのが嬉しいので、早速に記事を綴っておいた。個人的には「最高の車窓」だと思っている。
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