↓跨線橋の上に陣取って、南稚内駅へ進入する列車を眺めた。

↓乗客が下りるべき場所、出迎えようという人達が待つ場所へ、列車は進む。

↓機関車が牽引する列車の外観は好きだ。

↓停車に向けて減速しているのが見て判るような感じになって来た。

↓強めな光が当たる感じが面白い。

↓列車の先頭の機関車は跨線橋を潜って行く。

↓真上から覗くような感じで眺めた。

↓停車した。

↓人が居ない側に下りて、列車を眺めた。ディーゼル機関車を2輛使う重連で、電源車が在って、以降は本州の私鉄で制作した豪華な内装の、本来は電化区間を走る“電車”を“客車”ということで使っている。

↓「マニ50」という電源車だ。1977年から1982年に「50系客車」という、機関車で牽引する車輛が製造されていた。その車輛の一部が国鉄からJR各社に継承されている。この車輛もその1輛ということになる。

↑「50系客車」のシリーズに含まれる「マニ50」は、“荷物車”と呼ばれる車輛だ。鉄道小荷物などの輸送を目的にする「荷物列車」という、旅客列車の範疇になる機関車が客車を牽引する形の列車が1980年代迄存在し、「マニ50」はそれに用いられていた。荷物列車が廃止になって、国鉄がJRになった後も車輛だけが残っていたが、列車増便の場合に客車を増備しようとする際に、或いは“電車”を非電化区間に牽引して使用する場合に必要な「電源車」に改造される車輛が現れた。ここに連結されているこの「マニ50」は、1991年から2018年にJR東日本が運用した<リゾートエクスプレスゆう>を非電化区間に乗入れる場合に用いるとして、「電源車」に改造されていたのだった。その後、東急に譲渡されて「非電化区間に電車を入れる際の電源車」という用途で使われ続けるということになった。或る意味では、少し貴重な車輛ということになるかもしれない。
↓鮮やかな編成が午後の光に浮かび上がるような感じだ。

↓南稚内駅から引揚げる際、逆側からも車輛を眺めた。

稚内に現れるこの列車だが、「3泊4日のツアー」という形で運行されているということで、第2日目の午後に稚内へ着くということのようだ。気軽に乗車できるような感じでもないのだが。
こんな列車がやって来るのを眺めるというのも、時には愉しいと思う。今般は好天で、車輛が非常に映える様子であったのが好かった。
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