今般、札幌のすすきの地区、札幌駅傍、旭川駅傍と宿に滞在する機会が在った。
札幌駅傍の宿に滞在した際だった。小樽に足を運んだ後に宿の居室で寛いでいたが、細かい買物を思い付いたこと、軽く夕食を摂りたいと考えたことから、少しばかり外に出てみることにした。滞在先の宿から街へ出るような場面で使うバッグを持って、何となくカメラを提げてエレベータに乗り込もうとした。
出入口の在る1階へエレベータで下りようとした。上階からエレベータが現れた。先客も在った。エレベータで先客が在る場合、何となく「一緒に乗って行きますが、宜しく御願いします」という程度の含意で軽く会釈をするが、そういう感じで乗込んで佇んだ。すると先客であった方、自身より年長と見受けられた男性が話し掛けて来た。「懐かしい感じのカメラですね…」とである。フジフィルムのデジタルカメラで、使い続けている間にケースに年季が入って、年代モノなカメラに見えるかもしれないというようなことを話した。そしてエレベータが1階に着いて別れた。
↓そんな場面も在った時のカメラを、稚内へ引揚げる列車の車中でテーブルに置いてみた。X100Fである。
↑入手したのは2017年9月であった。新品でケースも入手していたが、その頃から同じケースを使い続けている。カメラを提げるストラップ部分は、傷んで使い悪くなったので換えたが、ケース本体は同じモノだ。年代モノなカメラに見えるかもしれない程にケースは年季が入った。7年間も使い続けているのだ。
↓ケースは少し傷んだが、中身のカメラは―ほんの少々汚れる場合は在るが…―綺麗だ。ケースが確りと護ってくれているのだ。
X100Fについては、このブログのカテゴリに上っている写真撮影場所の殆どに持って行っている。かなり低温な場所も、テレビの気象情報で「危険な暑さ」という話しをしていた場所も、何処でも行っていて、好天から雨天、風雨や風雪の中も厭わずに何時でも思い付くままに使っていた。そういう中でも、ケースが確りと本体を護ってくれていたというように思う。
X100Fの画だが、XF16-80mmF4を装着したX-Pro2で撮っている。他地域へ出る場合、X-Pro2とX100Fの双方を持って出る場合が多い。何方のカメラも非常に気に入っているので、大切に使い続けている。
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