少し早めに札幌駅を発ち、自ずと少し早めに小樽駅に着き、小樽の街を歩いた。堺町通の側を目指した。<北一硝子>に立寄ってみるということが念頭に在ったが、それはそれとして、興味深い建物が色々と見受けられる辺りを歩き廻るのは興味深い。
↓嘗ての三井銀行の小樽支店だ。1927(昭和2)年に竣工したという。金融業界の再編成が繰り返された中、この建物を建てた時の三井銀行は現在の「三井住友銀行」の前身の一つということになっている。その「三井住友銀行」が登場して日が浅かった頃迄、この建物は銀行として営業していたという。
↑朝早くなので、建物前で外観を眺めたというだけのことである。内部を見学した経過も在るので、中の様子を思い出しながら辺りを通り過ぎた。
こういう重厚な建物が伝わる地区というのは好い感じだ。この景観が永く受継がれて欲しいと強く思う。小樽に寄る機会がまた在って、個々の見学が可能な状態であれば、再訪したいと思う。
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